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『聖人伝1 空也』 著/中村一晴

貧困や病に苦しむ人々、囚人にも手を差し伸べ、救済に尽くした平安時代の僧、空也。志と想いは同時代に、後世にどのような影響を与えたのか。語り部の源為憲と慶滋保胤の筆を通し、その道筋をたどる。『空也誄』『日本往生極楽記』など、貴重な一次資料を現代語訳で収録。当時の息吹を届けるとともに、最新研究をもとに念仏を広めた元祖という伝説にメスを入れ、実像に迫る。

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§本書のメディア紹介一覧§

共同通信 配信記事
“念仏だけでない多様な活動” “幅広い救済に迫る”
“空也について記した1次資料の現代語訳は平易で、書き手の意図や時代背景まで詳細に読み解く”
「北日本新聞」(2023年5月13日)、「富山新聞」(2023年5月14日)、「神戸新聞」(2023年5月14日)、「琉球新報」(2023年5月14日)、「徳島新聞」(2023年5月19日)、「静岡新聞」(2023年5月21日)、「岐阜新聞」(2023年6月11日)、「秋田魁新報」(2023年7月2日)、など

「社会新報」(2023年5月24日、社民党発行)
“空也が救済の対象とした人々が今も存在するからこそ、時代を超えて尊敬、理解されている” “逸話は読み応えがある”

 
 
[聖人伝について]
清貧に生き、人々と自然とともに在る。そうした宗教の原点の生き方を貫き、多くの人に愛し、親しまれ、尊敬された聖人たち。本シリーズでは、さまざまな生き方、考え、活動に彩られた聖人の足跡を紹介します。現代の喧騒への清涼剤としてぜひお読みください。